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1日○本までなら喫煙OKという意味

1日○本までなら喫煙OKという意見に、根拠はあるのでしょうか?

禁煙のストレスと喫煙はどちらが危険か?の続編とも言える内容となりますが、
喫煙をしている女性が妊娠をした場合には、
担当の産婦人科医の先生に、喫煙を続けても良いかどうかを、
聞く場合が多いそうです。

そして、実際の現場では、

  • 1日に○本までなら喫煙しても大丈夫
  • 軽いたばこに変えましょう
  • 禁煙でストレスがたまるくらいなら、吸っても良い

というようなアドバイスを受けて、喫煙を続ける妊婦が多いということなのです。

禁煙でのストレス」に関しては、前ページで説明した通りですね。
妊婦の精神的ストレスが胎児に与える影響は、
英国での大規模の調査結果が出ているということでした。

 

それでは、1日に○本までなら、妊婦でもタバコを吸って良い。
というアドバイスは、信用しても良いのでしょうか?

この問題に関しては、ふたつの参考意見を見てもらえたらと思います。

一日5本以内なら良い? まずは、
「一日5本以内なら良い?」―喫煙妊婦編(中田ゆりの研究日誌)を参照させて頂きます。

ぜひ、リンク先ページから、全文をご覧頂きたいのですが、
該当部分を一部引用させて頂きます。

そこで「禁煙でストレスがたまるくらいならば、5本までなら良い」のセリフが登場しま す。医療側から発せられる場合は、危険な免罪符になります。しかし「一日5本まで」の明確な医学的論証(エビデンス)はありません。 喫煙は「ここまでな ら安全」という安全域値がなく、放射能と同じで、1本目から細胞を傷害するからです。塩や砂糖の摂りすぎとは本質がまったく異なるのです。

というようなことが書かれていますね。
つまり、もしあなたの担当の産婦人科医が、
「1日5本までの喫煙ならOK」とアドバイスしたとしても、
それには、何の医学的論証がないということなのです。

また、私個人的に世の産婦人科医の先生の意見を代弁させてもらうと、
おそらく、
本心では「禁煙するべきだ!」と強く思っている。
だが、いくら注意しても、たばこをやめなかった妊婦さんを、それこそ何人も見てきた。

いくら言ってもたばこを止めないのだから、「せめて本数や軽いタバコに切り替えてもらおう」
というような感じで、アドバイスされているのではないでしょうか?

そう、心から喫煙を認めている産婦人科医なんていないと思って良いと思います。

喫煙OKに対するもうひとつの参考意見

前のページでも登場して頂いた
静岡県立こども病院内分泌代謝科の加治正行先生のご意見も、
もう一度、参考にさせて頂きます。

このように妊婦の喫煙や受動喫煙は、生まれてくる子供の一生に暗い影を落とし、場合によってはその子の一生を台無しにするのです。産婦人科医の中には、妊婦から禁煙の相談を受けた際に、「無理に禁煙すると、ストレスがたまってかえって良くないから、軽いタバコに替えて吸ってなさい」とか「本数を減らすくら いでいいよ」などと指導する例があると聞いて耳を疑いましたが、胎児の苦痛や子供の将来には思い及ばないのでしょうか。

妊婦の精神的ストレスを和らげるための喫煙や、
軽いたばこに切り替えるというアドバイスは、胎児の為にならないということで、
自分では何もすることができない胎児を徹底保護する立場に立たれています。

 

上記のような意見を読んだ上で、最終的に喫煙・禁煙の決断をし、
責任を持つのは、妊婦自身
です。

担当の産婦人科医がどのようなアドバイスをしたとしても、
妊婦に喫煙を許可することが違法にならない限りは、
すべて自己責任となってしまうのです。

ここで大切なのは、未来を想像する力だと思います。
いろいろな情報や意見を、自分の中に取り入れて、
あなたの未来を、いろいろなパターンで想像してみてください。

そして、一番良い状態に近づけられるよう努力していきましょう!

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