妊婦の喫煙と低体重児・早産・流産
妊娠中の喫煙による低体重児と早産・流産の確率
妊娠中の妊婦がたばこを喫煙すると、
- 低体重児の出産
- 早産
- 流産
になりやすいという話を聞いたことがあると思います。
以下、各統計データを紹介していきたいと思います。
妊婦のたばこと低体重児と早産の関係
右の統計データは、gooベビーによる
「妊婦の喫煙と低体重児・早産の関係」です。
統計データによると、
妊娠中ずっと喫煙を続けていた妊婦の場合、
たばこを吸わなかった人に比べて、
- 低体重児の発生率:約2.5倍
- 早産の発生率:約3.3倍
という結果になるそうです。
なぜ、妊婦の喫煙が胎児に影響を与えるかというのは、
gooベビーに書かれていることを簡単にまとめてみますと、
たばこを吸うことにより、妊婦の体にニコチンと一酸化炭素が吸収され、
これらが母体の血管を収縮させ、血流を悪くし、
また、血液中の酸素を不足させてしまうのです。
これにより、胎児に行くはずの栄養素や酸素が不足し、
ということです。
妊婦の喫煙による胎児への悪影響は、ここまではっきりと出ているのですね。
そして、低体重児がどのような障害を発生しやすくなってしまうのかを、
次のデータで見ていきましょう。
低体重児と先天障害
続いて、たばこ病辞典から、
「妊婦喫煙による出生時体重低下の意義」です。
妊娠中の喫煙によって、どのくらい体重が低くなるかというと、
平均して、だいたい200gだそうです。
しかし、健康な赤ちゃんであれば問題ないかもしれませんが、
もともと低体重で生まれてくる赤ちゃんから、
さらに200gを奪ってしまうと、どのようなことになるのでしょうか?
ぜひ、上記のページに行って統計データをよく見てください。
- 新生児死亡
- 脳性まひ
- 精神遅滞
2500g以上の場合は、障害の可能性が示されていないのに、
2500g未満だと、上記のような障害の可能性が数%から出てくるのがわかりますね。
もし、普通に出産しても2600gだった赤ちゃんが、
喫煙していたがために2400gになってしまい、
妊婦の喫煙のために、無用な障害の可能性にさらされてしまうのです。
妊婦のタバコと流産の関係
続いても、たばこ病辞典から、
「妊婦の喫煙と自然流産発生率」です。
比較されている妊婦の条件は、
- 非喫煙
- 1日1~19本
- 1日20本以上
となっていますね。
そして、例外なく喫煙本数が多いほど、
流産の確率が高くなっているということです。
妊婦が1日20本以上を喫煙すると、タバコを吸わない妊婦に比べて、
自然流産のリスクは1.7倍になります。
少し話しがそれますが、このデータから高齢での妊娠の流産リスクが、
思っていた以上に高くなるということがよくわかります。
| < 喫煙者と非喫煙者の肺を画像で比較 | 乳幼児突然死症候群(SIDS)の発生リスク > |
[ 妊娠中の喫煙のトップへ ]



