細菌感染を乗り越え退院へ
夜が明けて、ほとんど睡眠も取らなかったが、元気だった。
赤ちゃんに会える♪うきうきしながら、授乳時間を待った。
そして、授乳室へ。数人の新米ママが授乳準備をしていた。
私も授乳マッサージから始め、赤ちゃんが連れられてくるのを待っていた。
しかし、赤ちゃんは姿を見せなかった・・・。
看護師さんから赤ちゃんが発熱した、と聞かされた。
お腹の中で便をしたのを飲み込んでしまったことによる細菌感染だそうだ。
出産直後に産声を上げなかったのも、喉に便が詰まっていたからだそうだ。
羊水の中で便をするなんて、赤ちゃんも苦しかったんだね。
保育器に入っている姿を見た。ものすごい自責の念がこみ上げた。
それでも、授乳時間にはちゃんと授乳室へ行き、搾乳をして、
赤ちゃんに届けた。少しでも、母乳を飲ませないと。泣きながら搾乳した。
ほんの少ししか出ない。昼夜必死でマッサージをした。
熱が下がったと思ったら、次は黄疸が出てしまった。
赤ちゃんは、目隠しをしてブルーのライトをあてられ、横たわっていた。
腕には管がつけられていて、その先には小さな注射器。点滴の代わりだろう。
面会は1日2回。マスクをして、消毒をして、スリッパに履き替え、
専用のブルーの服に着替えての対面だった。保育器の中に手を入れて、触った。
胸が痛かった。この胸に抱いてあげられない。私は母親失格。
入院生活は苦しかった。
他のお母さんの手に抱きかかえられる子を見て、恨めしくも思ったりした。
退院を明日に控え、赤ちゃんの小児科受診を受けた。
検査の結果、細菌感染の値は平常に戻り、黄疸もほとんど消えた。
一緒に退院なんて無理だと思っていたのに、奇跡のようだった。
退院の日に慌てて始めての沐浴、おむつ替えにお着替え。
そして念願の直母(直接母乳をあげること)。
頑張ろう、明日からは赤ちゃんと二人きりなんだ。
そして、心配された呼吸障害も今はなく、元気に走り回っている。
神様、本当にありがとう。感謝の気持ちを忘れずにこれからも
子育てを頑張っていこうと思います。
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