トップ >  ユウの涙あり感動ありの出産(全6話)

陣痛室にて

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陣痛室に入り、

まず、分娩用の服に着替えた。
その後、初めての「浣腸」。

浣腸って…痛いですね!
あんなに痛いものだとは思いませんでした。

浣腸されてから、「2分くらいしたらトイレに行って下さいね」
と言われたんだけど、1分もしない間に、
急激におなかが痛くなり、2分も待たずして、すぐにトイレに駆け込んだ。

ユウが通っていた産婦人科の陣痛室は、ベッドが3つあった。
私が入ったときは、妊婦さんは誰もいなかったけど、
しばらくすると、一人の妊婦さんが旦那さんとともに入ってきて、
なんとも余裕の表情で、楽しそうに旦那さんと会話をしていた。

ひょっとして、初めての出産じゃないのかも。

ユウも、最初は、余裕でした。
陣痛促進剤を打ち、わりとすぐに、10分間隔の陣痛が来た。
私も、陣痛室で夫や、駆けつけてくれた母と、たわいもない会話をしていた。

「朝ごはんも食べずに来たからおなか空いちゃった」
と言う私に、母は、「すぐそこのコンビニでおにぎりでも買ってきてあげるよ。」

母がユウのそばを離れたのは、ほんの5分くらいでした。
でも、その間に、陣痛は3分間隔になっていました!

陣痛の痛みもどんどん、強くなっていく。
それでも、空腹は続いていたので、おにぎりを食べたら…
すべて吐いてしまいました(笑)。

もうだめだと何度もナースコールをするけれど、
そのたびに、「まだ子宮口が全開じゃないから、もう少し頑張って!」
と言われるばかり。

もう死にそう!そんな思いだったのに、
隣りの妊婦さんは、分娩室にうつるまで、何の痛みもないかのように、
笑って過ごし、ユウに「お先に~」と言って、
分娩室に入って行った。

経産婦さんはここまで強くなれるのか?!
ユウは、こんな思いもうしたくない!

陣痛が1分間隔になったころ、
子宮口も全開になり、分娩室に移動しました。

移動するときも、痛くて痛くて、夫に支えられながら歩きました。
陣痛室と分娩室は隣なので、歩く距離もほとんどないくらいだった。
でも、
その少しの間にも陣痛がまた私を襲い、
本当にその場で産み落としてしまいそうな気分でした(笑)

陣痛の痛みを、言葉で表すとすれば、
ひどい下痢なのに、トイレに行けないという状態です。

いよいよ分娩室で、
わが子とご対面の時が迫ってきました。

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