寂しい入院生活
ユウの入院生活は、さびしいものでした。
ユウは、出産数日前から、少し血圧が高かったのです。
妊娠中毒症ほどではなかったんですけど、
出産直後から、急激にあがりました。
初めは、看護師さんも、出産で興奮状態だから高いのかも、
と言っていたのですが、その血圧は、夜になるにつれて、
どんどん上がり、ひどいときは、上は190、下は100。
これって、結構ひどいですよね?
看護師さんが、
病室に入ってくるたび、
「まだ高いね~。頭がくらくらするとか、痛いとかない?」
毎回同じことを聞かれました。
でも、ユウはまったく自覚症状がありませんでした。
血圧が高いせいで、
母子同室は結局一度もできませんでした。
自分にも自覚症状があれば、仕方ないけど、
ないから余計、
「なんで一緒にいられないの?!」
という気持ちでいっぱいでした。
しかも面会も制限されて、厳しい看護師さんがくると、
それがたとえ身内であっても、
「なるべく面会は避けてください」
と言われて、
一人ぼっちの時間が多く寂しかったです。
そんな中で、
唯一の楽しみと言えば、
授乳の時間、そうちゃんを抱っこできることでした。
しかし!
そうちゃんは、入院中、黄疸ができてしまい、
母乳はあげられたものの、それ以外はほとんど、光線療法で、
保育器のようなものの中に入れられていました。
だから母乳をあげるときも、
そうちゃんは目隠しされている状態で、
わが子の目を見ることができませんでした。
退院までに黄疸は治り、
一緒に退院することができました。
ただ、
まだ一度も一緒に夜を過ごしたことがないので、
家に帰ってからは不安です…。
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