トップ >  夢の中のようだった出産(全18話)

陣痛なのかな?ただの腹痛かな?

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妊婦検診で、出産予定日1週間過ぎても産まれてなければ、
入院させるといわれたエル。

家に戻って、夜9時ごろその事を電話で旦那に伝え、多分入院させられるんだろうね・・・
って電話を切って夜11時ごろに寝ました。

お腹が大きくなってから、トイレが近くなり、
夜中の2時ごろに毎日目が覚めるようになっていました。

その日も、なんかトイレに行きたくなって目が覚めました。
時計を見ると12時ちょうど。

今日はまだ1時間しか経っていないのに、
近いな~って思いながらトイレに行って、再び寝ました。

でもまたすぐにトイレに行きたくなって目が覚めます。
10分しか経っていません。

しかも、なんか下痢っぽくてお腹も痛いんです。
夕食で変なものも食べていないのにおかしいなって思いながら再びトイレへ。

どうせまた目が覚めるかもしれないからってしばらく起きていることにしました。
すると10分位してまたお腹が痛くなってトイレに。

エルは何を思ったのか、このお腹が痛くなった時間を記録しておこうと思ってメモに残しておきました。

それから2時間近く・・・
10分おきにお腹が痛くなってトイレと寝室を行ったりきたり。
あまりにもおかしいということで家の人を起こしました。

下痢っぽいけど10分おきに腹痛が起こるということを言うと、
病院に電話してみようということになりました。
下痢だったら「間違えました」って帰ればいいからって。

病院に電話すると、陣痛かもしれないけど、
初産なので5分間隔になったら再び電話をするように言われ、
自宅でしばらく様子を見ることとなりました。

それから10分もしないうちにちょっとした出血。
いわゆる「おしるし」というヤツがでたんです。

もう一度病院に電話すると念のために来るように言われ、入院グッズ一式を持って病院へ。
到着すると助産婦さんが内診をしてくれました。

でも、子宮口が3センチ程度しか開いていないので、まだまだ産まれないだろうから、
しばらく病院で休んで一度家に戻るようにということになりました。

それが4時前くらいでした。
陣痛室で休んでいるときに、トイレに行きたくなってベッドから立ち上がると
大量に出血!!

助産婦さんがすぐに来てくれて、診察をすると子宮口が7センチまで開いていました。
そこで、帰宅せずに入院することとなりました。

でも初産なので今日中に生まれればいい方だということで、
旦那には夜が明けるのを待って、6時ごろ電話をして10時くらいに病院に来てもらうように手配をしてもらいました。

イキまずに深呼吸をしてと言われて、「深呼吸、深呼吸」ってやっていたんだけど、
自分でイキもうと思わなくっても勝手に力が入る波が来るようになりました。
しかも、何か股にはさまっているような感じが・・・

それに助産婦さんが気づいてくれて、赤ちゃんがもう降りてきてるからすぐに分娩室に移ることになりました。
6時半ちょうどでした。

分娩台にあがって、イキんで2回目、「もう頭が出てきていますよ!」って言われ、
もう一度イキむと赤ちゃんが出てきました。
分娩室に入って25分。

あまりに早すぎて、旦那はもちろんそのほかの家族も産まれた瞬間には間に合いませんでした・・・

赤ちゃんの処置やエルの胎盤の処理などが終わってから、
すぐに赤ちゃんにおっぱいをあげることになりました。

赤ちゃんの口をおっぱいに近づけるとすぐに吸い付いてチュッチュッって吸ってくれたんです!
産まれた瞬間は何がなんだか分からなかったけど、
おっぱいをあげてると「あ~、母親になったんだ!」っていう実感が沸いてきます。

普通はすぐに赤ちゃんは新生児室に連れて行かれるみたいだけど、
エルが出産した日はラッシュで、助産師さんや看護士さんもバタバタ忙しくて、
もう出産がすんだエルは後回し。
なので、4時間近くずっとベイビーと一緒に過ごすことができたのでラッキーでした。

まだ何も分からないのに、一生懸命おっぱいに吸い付いてくれる赤ちゃんを見て、
頑張って育てようって決意を新たにしたエルでした。

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