トップ >  はじめての出産(全13話)出産体験談Vol.11~20

お産というもの

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お産・・・
あっくんは、一般的なイメージですが、
産む時の想像を絶する痛さばかりを考えていました。
ところが、産んで経験したことは少しちがうものでした。

お産の痛みは陣痛・会陰切開・・・はもちろんですが、
身体の痛みだけを考えてもそれだけではすみませんでした。

出産の夜は、どこが痛いのかもわからないくらい体中が
痛くて、どうやって寝たらいいのかわからない、
身体の持っていきようがない、感じでした。
あっくんは、ついでに心の持っていきようもなかったです。

自分は年齢のわりに人より体力がある、筋肉も衰えていない、
なんてことを思い、「私は安産」などと信じていたあっくん。

赤ちゃんも元気、自分も生きている・・・
なんの問題もない安産には違いないのですが、
ひとつ痛感したことは、
「お産は何ひとつ自分の思い通りにならない」
ということでした。

気力・体力・根性・忍耐力・・・などお産の進行には何の関係もありません。
押し寄せてくる陣痛に「耐える」と言葉で言っても、
耐えようと思おうが、耐えられないと思おうが陣痛は止まりません。
ただただ時間をやり過ごし、赤ちゃんが出てくるのを待つだけです。
(あっくんは基本的に自然分娩)

体力が有効なのは最後の時、
赤ちゃんがこの世に登場する時、
いきみが必要な時だけです。

お産は自分の身体でありながら、
果てしなく自然のものでありました・・・

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