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帝王切開の手術開始

いよいよ帝王切開の手術開始!

足に冷たい物を当てられ、「何か感じますか?」
と聞かれた。
私は、「はい。冷たいです。」っと答えた。
どうやら麻酔が効いてないらしい。

えっ?麻酔が効かない体質?こんなんじゃ手術ができないの?
それとも、さっきのあの痛みをもう一度あじわうの?

不安と恐怖でいっぱいになったけど、何のことはない。
ちょちょいと点滴の量を増やされるだけだった。
量を増やされ、待つこと、2~3分。

また何か足にあてられ「感じますか?」
「いいえ。」
「それでは、オペを開始します。」

野球で言ったら「プレイボール!」って感じでしょ。
と、心の中で思った。

麻酔が効いていても、お腹を切られた感覚は、ちゃんとわかった。

首から下は見えないように、大きなカーテンでさえぎられている。
そうだよねぇ。もし、一部始終見てしまったら気持ちが悪いかも!

でも私は知ってしまった。
ちょうど、お腹の真上あたりにあるライトに
自分のお腹が映っているのを。

一瞬、目を反らしたけど、他に目のやり場がこれといってなかったし、
ライトをずっと見ることにした。
ライトとライトの間が、ちょうど鏡みたいになっていて、よく見える。

腸か子宮か、そこまではよくわからないけど、
あの血まみれのお腹は、間違いなく私のだ。

もうすぐ赤ちゃんが出てくる、という喜びが強くて、
少しワクワクした。

いよいよ誕生

先生が「赤ちゃん、もうすぐよ~」
と言った。
私の手を、ずっと握ってくれていたスタッフの方が、
「もうすぐ産まれますよ」って言い直してくれた。

帝王切開って、「赤ちゃんを出す」ってイメージがあったので
「産まれる」って言われて、すごく嬉しかったのを今でも忘れない。

お腹を引っ張り開けられる感覚があった。
と同時に「よいしょ~!」先生が大きく言うと
お腹の中を、数人から、かき回されたみたいな感覚があった。

「ホギャ~、ホギャ~」
いやったぁ~!産まれたぁ!!
「おめでとう!」何人もの声が聞えて、涙が出た。

赤ちゃんを横に連れてきてくれて、写真を撮った。
まだ、目が開いてなかったけど、かわいくて震えた。

「はじめまして。あなたが入っていたんだね」

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