帝王切開で出産しました。
いよいよ誕生
先生が「赤ちゃん、もうすぐよ~」
と言った。
私の手を、ずっと握ってくれていたスタッフの方が、
「もうすぐ産まれますよ」って言い直してくれた。
帝王切開って、「赤ちゃんを出す」ってイメージがあったので
「産まれる」って言われて、すごく嬉しかったのを今でも忘れない。
お腹を引っ張り開けられる感覚があった。
と同時に「よいしょ~!」先生が大きく言うと
お腹の中を、数人から、かき回されたみたいな感覚があった。
「ホギャ~、ホギャ~」
いやったぁ~!産まれたぁ!!
「おめでとう!」何人もの声が聞えて、涙が出た。
赤ちゃんを横に連れてきてくれて、写真を撮った。
まだ、目が開いてなかったけど、かわいくて震えた。
「はじめまして。あなたが入っていたんだね」
幸せな気持ちでいると、小児科の先生が来て挨拶をされた。
どうやら、少し小さいらしく、新生児室ではなくて、
未熟児室(NICU)に連れて行くという・・・
不安で泣きながら話を聞き、「お願いします。」と頭を下げた。
そんな私を見て、婦人科の先生は、
「大丈夫。小さいけど泣き声は大きかったなぁ」っと
笑わせてくれた。
ぎゅうぎゅう、お腹を引っ張られ、縫われていくのがわかった。
「少し痛いです」と告げると、
麻酔の量を足され、涙を拭かれ、汗を拭かれ、帽子を被り直してもらえた。
お腹を縫う先生の手の動きが、リズミカルに見えてきた頃
「これで、終了です。お疲れ様!」
私の顔を覗き込んだ先生は、汗がすごかった。
本当に、ありがとうございました!
体のあちこちに付けられていた器具が、やっと外れた。
モニター担当の人が、電源を切った。
手術がこれで終わった。っとゆう事がやっと理解できた。
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