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帝王切開手術の傷跡は誇り

硬膜外麻酔の痛さ

キャー忘れてた。
この感覚。この麻酔の痛さ、恐怖感。
「これ以上、丸くなれないってば~」

麻酔科の先生を批判するわけじゃないけど、
何度挨拶しても、何度優しい言葉かけられても、
絶対に好きにはなれません。

それとは逆に、
婦人科の先生には、感謝感謝でいっぱいなんですけどね。

背中に管が入って行く気持ち悪い感覚を、消す方法を思いついた。
長男が、これから産まれる姫を、あやしている姿を想像したのです。

まだまだ小さな子が、小さな手でトントンしたり、キスしたり、
何て微笑ましいだろう。

想像上では、お兄ちゃんらしく、絵本を読んで聞かせたりもしている。
あぁ、楽しみだ。たくさん写真も撮ろう!

そんな事を考えると、背中に管が入っていた。
そろそろ、オペ開始です。

術後の痛みを早く抑えるため、この管から鎮痛薬を入れるんだったよね・・
今回もお世話になります。

そうだ、この管を抜く時は、麻酔もしなくて引っこ抜くから、少し痛いんだった・・・
長男の子育てで、麻酔のこと半分忘れかけていたけれど、どんどこよみがえってきた。

2度目の帝王切開

「緊張してる?さあ、診察どおり女の子でありますように。
男の子だったりして・・(笑)」
先生が、緊張をほぐしてくれた。

麻酔がよく効き、痛みはないけど、
メスが入るリアルな感触が、ツーとお腹に感じた。

子供が生まれる瞬間を、この目で見よう。
お腹の上、付近にあるライトをじっと見ていた。

「もうすぐですよ。」
お腹をかき回された感覚、赤ちゃんが出たはずなのに、
なかなか、泣き声がしない・・

焦ったのと同時に「オギャー。オギャー。」

先生は、「良かったぁ。女の子で」と、まだ言っていた。

「今から、胎盤を剥がし取ります。見てみる?」
私は、首を振って、断った。
「卵膜や羊水を出して、子宮の洗浄するからね~」
って、いちいち言わないで。想像するじゃん。

二度目だから、余裕があると思われているのかなぁ・・・
「子宮は、癒着もなくとても綺麗です。もうひとりいけますよ。
あっ、1年は空けてね」っと言われた。

子宮やお腹を、ぐいぐい引っ張って縫われているのが気持ち悪く、
先生の言葉に顔が引きずっていた。

オペ終了。

姫と写真を撮った感動より、
もうすぐ長男と会える喜びで、顔がにやけそうだった。

もう子供は、いらない。
だから、この手術室に入ることもないかもしれない。

慌てて、オペ室の風景を目に焼き付けた。

予定帝王切開でも、そんなの関係ない

傷跡 私が、病室に戻ると、みんながいた。
パパが言った。「お疲れ。姫見た?
さすが、産道を通ってないだけあって、
鼻の高い子だった。」

「産道を通ってない」とか「ラクして産んだ」とか
「陣痛を知らない」とかそんなの関係ない。
間違いなく私の子だし、陣痛を経験していなくても、
後陣痛の痛みはわかる。
それに、お腹の傷は、子供を産んだとゆう勲章だと思っているから。

長男を帝王切開で産んだ時、
自然に産んであげられないのが、くやしくて泣いたりしたけど、
今は、そうは思わない。

傷跡は勲章

予定帝王切開だって、そう悪くはない。
上の子の預け口や、旦那の予定が立てやすいことと、
入院準備、書類の手続きがスムーズにできること。

そして何より、子供にお腹の帝王切開手術の傷跡を見せ、触らせ、
「ここから出てきたんだよ。」
って、いつでも話して聞かせられることができること。

本当に、私の勲章です。

「今日はもうゆっくり休みなさい」っとみんな帰っていく仕草。
長男はというと、ぐずることもなく、
私が出した手をキュッと握って、「またね」だって。
バイバ~イっと、手をぶんぶん振って元気に帰って行きました。

ひとりになり、泣きながら眠ったことは、今では笑い話です。

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