手術後、全身麻酔からの目覚め
全身麻酔から目が覚める
帝王切開手術が終わって、
痛みとともに、目が覚めました。
麻酔後の第一声が、
「痛い!」
突然、吐き気にも襲われました。
意識は朦朧としたまま。
でも、ミズの横で、夫の声が聞こえてきた。
「無事に産まれたよ!」
「男の子?女の子?」
「男の子だよ。」
「キー坊に似てる?」
「目以外はキー坊にそっくりだよ。
でも、そこら中に毛が生えていて、猿みたいだよ。」
意識がはっきりしないながらも、
毛深いと聞いて、ショックを受けていました。
目が大きくないことにも少しガッカリしてました。
こんなこと、親の私が言うのは、
親ばかなんですが(笑)、
キー坊は、とてもハンサムなのです…。
夫に似て、目がとても大きく、
すごく顔が整っていて、自慢の息子だったので、
下の子(チー坊)もおにいちゃんに似てほしい、とずっと思っていました。
夫に「かわいい?」と聞いても、
「キー坊ほどじゃないけど、かわいいよ」
と言うばかり。
まだ見ぬチー坊の顔を、
痛みと闘いながら、想像していました。
麻酔が完全には切れていないのか、
目をあけることができませんでした。
長男と母も登場
いつの間にか夫の声が聞こえなくなったと思ったら、
母の声が聞こえてきました。
「キー坊、ほらママだよ」
母がそうキー坊に言うけど、
いつもおしゃべりなキー坊が何も話しません。
「今、キー坊、どんな目で私を見てる?」
と聞いたら、
「何か異様なものを見る目だよ。」
と母が笑って教えてくれました。
まだ小さいキー坊には、
身動きとれず、酸素マスク(?)をつけた私が怖かったようです。
自分で自分の姿は見れないんだけど、
あのときのミズは、いったいどんな姿だったんだろう…。
午前7:53、チー坊誕生。
最初のご対面は、夜になってからでした…。
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