ようやく歩けるようになった体でNICUに行き赤ちゃんとの面会
帝王切開 体験記

赤ちゃんとの面会


ゆっくりゆっくり歩いて、ようやく着いたNICU。

この中に私達の赤ちゃんがいるんだね*

旦那に入る手順を教わる。中から、看護婦さんが出てきて「ゆっくりでいいいですよ。」と、ドアを押さえていてくれた。

中に入ると若い女性がひとりいた。

その人は、慣れた手付きでさっと着替え手を念入りに洗い消毒液のポンプをリズミカルに押していた。

大事そうに抱えたB5ノート*には、「面会ノート」と書かれていた。

その人が足スイッチを押すと、自動でドアが開いた。想像以上に広い部屋と、想像以上のベッド(赤ちゃん)が見えた。

「そうそう、名前がないからベビーちゃんになってるよ。」と教えてくれた。そうだね・・・まだ名前も決まっていない、わたしたちの赤ちゃん

「あそこが・・そう。」私は、早足になった。プラスチックのベッドの中に、小さな赤ちゃんがオムツだけで寝ている。寒くないの?

鼻にチューブが入っていて、ほっぺたには、チューブを押さえるテープが、何ヶ所か張られていた。

胸には、たくさん吸盤を付けられていた。そのコードはベッドの横のセンサーに繋がっている。

腕は、点滴の針が刺さっていた。ひじが曲がらないようにか、板のような物をそえて包帯で巻かれていた。

小さな小さな足は、採血のあとかなぁ。バンドエイドが張られていた。もう片方の足には、私とおそろいのネームバンド!

ピッ、ピッ、ピッ、モニターを見た。心音は安定。よく眠っている*ベッドの中には、温度計と湿度計があった。「何か・・・すごいね」私の第一声でした。設備の事を言ったのか、子供の事を言ったのか、未だにわかりません・・・

担当医が来て挨拶をされた。少し緊張していたので、どんな会話だったかは覚えていない。

「お母さん」と呼ばれて照れくさかったことと「一過性多呼吸」を起こしていると言われ、それが重い病気のように聞こえ、泣きそうになった事は覚えている。*

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